結論(30秒でわかる)

向いている人

  • 無料の範囲で動画・音楽・ライブ配信・ショート動画を日常的に見る人(後述のとおり基本の視聴機能は課金なしで完結します)
  • 広告を完全に消したい、画面ロック中や他アプリ使用中もバックグラウンド再生したい、外出先用に動画を保存したい人(Premiumで解決します)
  • YouTube Musicも合わせて聴きたい人(Premiumには特典としてYouTube Music Premiumが付帯します)

向いていない人

  • 直近のアップデートで増えた広告表示や、広告終了後に動画が再生されなくなる等の不具合にストレスを感じたくない人(後述のとおり分析対象500件の54.8%が広告関連の不満です)
  • Premiumに課金すればすべての不満が解消すると考えている人(後述のとおり有料会員からもピクチャーインピクチャーや黒画面化の不具合報告があります)
  • アップデートのたびにUIやおすすめの挙動が変わることに抵抗がある人(後述のとおり低評価の12.2%が仕様変更への不満です)

YouTubeとはどんなアプリか

項目内容
アプリ名YouTube
開発元Google LLC
価格無料(App内課金あり)
App Store評価★4.53(983.9万件)
リリース2012年9月
最新バージョン21.35.3(2026年8月30日更新)
対応OS / サイズiOS 17.0以上 / 371MB
年齢区分12+

Googleが運営する世界最大級の動画共有プラットフォームです。動画・ライブ配信・ショート動画(YouTubeショート)の視聴に加え、チャンネル登録、コメント、動画のアップロードや自分のライブ配信まで、視聴とコンテンツ制作の両方を1つのアプリでカバーしています。有料の「チャンネルメンバーシップ」やライブ配信への投げ銭「Super Chat」など、クリエイターへの直接課金の仕組みも用意されている点が、後述するNetflixやU-NEXTのような制作会社主導の動画配信サービスとの大きな違いです。

なお本記事作成時点(2026年9月5日)ではネットワーク制限により開発元の公式サイト(youtube.com)へ直接アクセスできませんでした。そのため課金プランの記述は、App Store公式ページに掲載されているApp内課金情報のみを典拠とし、確認できなかった部分(登録経路による価格差など)は断定を避けています。

課金構造を分解する

App Storeの「App内課金」一覧(2026年9月5日取得)を確認すると、YouTubeには性質の異なる課金が並行して存在します。

商品価格(月額)年換算内容
YouTube Premium(個人)¥1,680¥20,160全動画の広告非表示・バックグラウンド再生・オフライン保存・YouTube Music Premium付帯
YouTube Premium Family¥2,900¥34,800Premiumの家族向けプラン(同居家族での共有を想定)
Premium Lite¥980¥11,760大半の広告を非表示(音楽関連コンテンツ等一部の広告は残る)。バックグラウンド再生・オフライン保存には非対応
Super Chat¥320〜¥1,600(複数価格帯)—ライブ配信中にコメントを目立たせるための単発の投げ銭(定期課金ではない)

Premium Liteは「価格を抑える代わりに一部の広告非表示・機能に限定した」廉価プランで、通常のPremiumとの機能差(バックグラウンド再生やダウンロードができない点)をApp Store上の説明だけで正確に把握するのは難しく、契約前にアプリ内の案内で対象範囲を確認することをおすすめします。

なお、WebSearchで確認できた範囲では、ブラウザ経由でYouTube公式サイトから直接登録した場合、個人プラン・ファミリープランともにApp内課金より安い価格帯が存在するという情報が複数のメディアで紹介されていました。ただしこの点は公式サイトへのアクセス制限により本記事では一次情報での確認ができていないため、事実として断定はせず参考情報にとどめます。iOSのYouTube公式アプリ内でApple ID経由で契約する場合は、上表のApp内課金の価格が適用されます。

レビュー500件を分析してわかったこと

App Storeの「最新順」レビュー500件(2026年9月5日取得)を分析しました。App Store全体評価は★4.53(983.9万件)である一方、直近500件の文章レビューの平均は★1.94で、内訳は★5が62件(12.4%)、★4が25件(5.0%)、★3が45件(9.0%)、★2が59件(11.8%)、★1が309件(61.8%)でした。

分析対象500件のうち484件(96.8%)が直近2バージョン(21.34.3・21.35.3、いずれも2026年8月の更新)に集中しており、特定のアップデート直後の反応がレビュー全体を支配している状態であることをあらかじめお断りしておきます。983.9万件という母数に基づく長期的な評価の平均ではなく、直近の変化に対する反応と捉えるのが妥当です。

★1〜2の低評価368件(全体の73.6%)を内容で分類すると次のとおりです(1件が複数テーマに該当する場合は重複カウント)。

不満カテゴリ件数★1-2内の比率
広告関連(頻度・スキップ不可・広告の質)233件63.3%
不具合(広告後に再生停止・黒画面・フリーズ等)61件16.6%
UI変更・仕様改悪への不満45件12.2%
プレミアム・課金に関する不満42件11.4%
ショート動画関連の不満22件6.0%
検索・おすすめ機能への不満12件3.3%
キャスト・Chromecast関連の不具合9件2.4%
アカウント停止・モデレーションへの不満9件2.4%

「広告の質も動画再生アプリとしての機能も悪くなっていく」(★1) 「広告終わったくせに、動画の中に広告のタブをしつこく表示してくるの流石」(★1) 「安くはないプレミアムに課金していてこれが頻発して再生よりエラーのが多い有様」(★1)

読み取れることは2つあります。

① 不満の大半は無料利用時の広告体験に集中している。 63.3%という比率は、単に広告の「本数」だけでなく、「スキップできない」「同じ広告が繰り返し流れる」「広告の質(投資・出会い系等)が悪い」という複数の切り口を含みます。実際、2026年9月1日前後には広告表示の頻度が急に増えたと感じるという投稿が本記事のレビュー内にも複数あり、WebSearchで確認した範囲でも同時期に同様の報告がSNS上で相次いでいたことが確認できました(YouTube側からの公式な頻度変更の発表は確認できていません)。

② Premium加入者からも不具合の報告がある。 「プレミアム会員ですが、通常再生やPIPしたとき画面が真っ黒になって音声しか再生されません」(★1)のように、月額を払っても広告以外の不具合(黒画面化・キャスト不良等)は解消されないという声が一定数あり、課金は広告を消す効果は確実にある一方、アプリ全体の安定性を保証するものではないという実態が読み取れます。

無料版はどこまで使えるか

動画・ライブ配信・ショート動画の視聴、チャンネル登録、コメント、履歴・高評価・後で見るリストの利用、自分での動画投稿やライブ配信まで、YouTubeの中心的な機能はすべて無料で使えます。前章のとおり有料化の対象になっているのは広告の非表示・バックグラウンド再生・オフライン保存・YouTube Musicとのセット利用であり、視聴そのものに課金は必須ではありません。ただし直近レビューの分析が示すとおり、無料利用時の広告体験(頻度・スキップ可否・広告内容)は年々変化しており、今の広告量に不満を感じるユーザーが多いことは事前に把握しておくべきです。

解約方法(手順)

YouTube Premium・Premium Lite・チャンネルメンバーシップはいずれもApp内課金(自動更新サブスクリプション)です。アプリを削除しただけでは解約になりません。

  1. iPhoneの「設定」アプリ → 自分の名前 → 「サブスクリプション」
  2. 該当のYouTube関連サブスクリプションを選択
  3. 「サブスクリプションをキャンセルする」をタップ

更新日の24時間以上前に手続きしないと次回分が請求されます。この手順が有効なのは、iOS版アプリ内でApple IDを通じて契約した場合のみです。 前述のとおりWeb版(ブラウザ経由)で契約した場合はこの手順では解約できず、YouTube公式サイトの「購入とメンバーシップ」画面から手続きする必要があるとみられますが、この画面の詳細は本記事では公式サイトへのアクセス制限のため確認できていません。契約時に使った経路がわからない場合は、まずアプリ内の「アカウント」→「購入とメンバーシップ」で契約状況を確認することをおすすめします。

競合アプリとの比較

動画視聴領域の主要アプリと比較します。いずれも本記事作成時点(2026年9月5日)に各社App Storeページから取得した数値です。

アプリ評価評価件数有料プランの位置づけ
YouTube★4.53983.9万Premium¥1,680/月(広告非表示・DL・Music付帯)。無料視聴が主軸で課金は任意
Netflix★4.67128.0万スタンダード¥1,590・プレミアム¥2,290。全コンテンツが課金前提のサブスク型
U-NEXT★4.64145.5万月額¥2,400+都度課金のコイン。雑誌読み放題等プラス機能あり
ABEMA★4.5653.5万ABEMAプレミアム¥1,180、広告つきプラン¥680。無料の見逃し配信が中心
TikTok★4.62170.8万定額課金なし、投げ銭用コインの都度課金(25枚¥60〜)

YouTubeは評価件数983.9万でこの中でも突出しており、動画視聴という行為そのものにおける指名検索・利用者の母数が最大級であることがわかります。NetflixやU-NEXTが「視聴すること自体に課金が前提」のサブスク型であるのに対し、YouTubeは無料視聴が主軸で、Premiumはあくまで「快適さ」を買うオプションという位置づけです。TikTokとは、広告非表示という直接的な有料プランを持たない点、投げ銭中心の課金構造という点で対照的です。

よくある質問

Q. YouTube Premiumに入ると何ができるようになる?

A. App Storeの課金情報(2026年9月5日取得)では、全動画の広告非表示、画面ロック中や他アプリ使用中のバックグラウンド再生、オフライン保存、YouTube Music Premiumの利用が主な内容です。月額1,680円(個人)・2,900円(ファミリー)の2プランがあります。

Q. Premium Liteとの違いは?

A. Premium Lite(月額980円)は価格を抑えた分、バックグラウンド再生とオフライン保存に対応せず、音楽関連コンテンツなど一部の広告は残ります。広告を完全に消しつつ他機能も使いたい場合は通常のPremiumが必要です。

Q. 無料でどこまで使える?

A. 動画・ライブ配信・ショート動画の視聴、チャンネル登録、コメント、自分での投稿・配信まで、中心的な機能はすべて無料で使えます。有料化されているのは広告の非表示やバックグラウンド再生などの付加機能です。

Q. 課金しても広告以外の不具合は直る?

A. 直近レビューには、Premium会員でもピクチャーインピクチャーや再生画面の黒画面化といった不具合を訴える声があります。課金は広告を消す効果は確実にありますが、アプリ全体の安定性まで保証するものではない点は理解しておく必要があります。

Q. 解約方法は?

A. iPhoneの「設定」→自分の名前→「サブスクリプション」から該当プランを選び、キャンセル手続きを行います(詳細は前章)。Web版など別経路で契約した場合はこの手順では解約できないため注意してください。

まとめ

YouTubeは、動画・ライブ配信・ショート動画の視聴を無料の範囲で完結できる基本機能の強さは今も健在で、評価件数983.9万件という指名検索の母数は動画視聴系アプリの中でも最大級です。一方で直近レビュー500件の分析からは、★1-2が73.6%を占め、そのうち63.3%が広告の頻度・スキップ不可・広告の質への不満であること、Premium会員からも黒画面化やピクチャーインピクチャーの不具合報告が一定数あることが確認できました。無料のままでも視聴自体に支障はありませんが、広告体験に強いストレスを感じる場合はPremium(月額1,680円)でおおむね解消できます。ただし課金してもアプリ全体の不具合まで解決するとは限らない点を踏まえた上で検討することをおすすめします。


本記事の数値データはすべて2026年9月5日にApp Store公開データから取得したものです。開発元公式サイト(youtube.com)にはネットワーク制限のため本記事作成時点でアクセスできなかったため、課金プランの記述はApp Store掲載情報に基づいており、登録経路による価格差など確認できなかった部分は断定を避けた表現を用いています。仕様・価格は変更される場合があります。レビューポリシーは運営者情報、広告の取り扱いはPR表記ポリシーをご覧ください。