結論(30秒でわかる)

向いている人

  • フリマ・個人間売買で不用品を売りたい人(後述のとおり、出品・購入自体は無料で、売れたときのみ販売価格の10%の手数料がかかる仕組みです)
  • 評価件数555万件超という国内最大級の利用者基盤を重視し、買い手・売り手の見つかりやすさを優先したい人
  • 銀行口座へのチャージなしで翌月まとめ払いができる「メルペイスマート払い」など、売上金を軸にした決済機能も使いたい人

向いていない人

  • アカウントが理由の説明なく制限・停止されるリスクを避けたい人(後述のとおり、低評価の12.3%が本人確認・利用制限に関する報告です)
  • 出品した商品がAIの自動判定で説明なく削除される可能性に納得できない人(後述のとおり、補償されなかったという報告があります)
  • 評価の高さ(★4.57)だけを見て「低評価はほぼない」と判断したい人(後述のとおり、直近レビューの平均は★2.86まで下がります)

メルカリとはどんなアプリか

項目内容
アプリ名フリマアプリはメルカリ - メルペイのスマホ決済でもっとお得
開発元Mercari, Inc.(法人)
価格アプリ自体は無料(販売時に手数料。詳細は後述)
App Store評価★4.57(555万5,479件)
リリース2013年7月22日
最新バージョン5.222.0(2026年9月28日更新)
対応OS / サイズiOS 18.0以上 / 約503MB
年齢区分12+

メルカリは、個人間で不用品の売買ができる国内最大級のフリマアプリです。App Store説明文(2026年10月5日取得)によれば、月間2,000万人以上が利用しており、出品も購入も手数料¥0・会員登録費用やクレジットカード手数料も一切かからないとされています。2013年のリリースから13年以上運営が続き、記事作成の1週間前(2026年9月28日)にもバージョン更新(5.222.0)が行われるなど、開発は現在も活発です。近年は決済サービス「メルペイ」や暗号資産取引「メルコイン」も統合され、単なる出品・購入アプリから金融サービスを含む生活インフラへと機能を広げています。

なお本記事作成時点(2026年10月5日)では、ネットワーク制限により開発元公式サイト(jp.mercari.com)およびメルカリのヘルプページへ直接アクセスできませんでした。そのため本文中の料金・手数料に関する記述は、App Store公式ページの説明文を主な典拠としています。

課金構造を分解する

メルカリは一般的なアプリ内課金(サブスクリプション等)を持たないため、App Store公式ページの「App内課金」欄には商品が表示されません。その代わり、出品・購入自体は無料で、商品が売れたときに手数料が発生するという、フリマアプリ特有の課金構造を持っています。App Store説明文(2026年10月5日取得)から確認できる手数料は次のとおりです。

項目金額・内容
出品無料(¥0)
購入手数料なし(¥0)
販売手数料(商品が売れたとき)販売価格の10%
売上金の振込手数料200円/回
コンビニ払い・ATM払い・キャリア決済(購入者側)100円
メルペイスマート払い銀行口座へのチャージ(入金)なしで、商品代金を翌月にまとめて支払える仕組み
メルコイン(暗号資産取引)売買手数料自体は無料だが、スプレッド(売値と買値の差)が実質的な取引コストとして発生する

出品者にとって最も影響が大きいのは、売れた金額の10%が差し引かれる販売手数料です。たとえば1,000円で売れた場合、販売手数料100円に加えて売上金を振り込む際の振込手数料200円もかかるため、現金化すると手元に残るのは700円程度になります(振込を複数回に分けるほど振込手数料の負担も増えます)。一方で、メルペイ残高として売上金を使う分には振込手数料はかかりません。後述のとおり、直近レビューには「手数料もプロモーションも高い」という不満もあり、売上金をそのまま現金化するか、メルペイ残高として使うかで実質的な手取り額が変わる点は、使う前に理解しておく価値があります。

レビュー500件を分析してわかったこと

App Storeの「最新順」レビュー500件(2026年10月5日取得、バージョン5.220.0〜5.222.0が全体の87.6%を占める)を分析しました。App Store全体評価は★4.57(555万5,479件)である一方、直近500件の平均は★2.86で、内訳は★1が214件(42.8%)、★2が38件(7.6%)、★3が30件(6.0%)、★4が38件(7.6%)、★5が180件(36.0%)でした。全体評価と直近の実感に大きなギャップがある現象は、Paidyのレビュー(全体★4.45に対し直近500件は★2.33)やahamoのレビュー(全体★4.32に対し直近500件は★2.38)でも確認しており、利用者数の多い定番サービスに共通して見られる傾向のようです。メルカリの場合は特に、★1(42.8%)と★5(36.0%)の両方が多く、中間の★2〜★4が合計21.2%にとどまるという評価の二極化が目立ちます。

★1-2の低評価252件(全体の50.4%)を不満の内容で分類すると次のとおりです(1件が複数テーマに該当する場合は最初に一致したテーマのみでカウントしており、実際の該当件数はこれより多い可能性があります)。

不満カテゴリ件数★1-2内の比率
手数料・プロモーション機能への不満32件12.7%
本人確認・アカウント利用制限/停止31件12.3%
転売ヤー・迷惑ユーザーへの対応不足22件8.7%
AIによる自動削除・サポート対応への不満17件6.7%
発送・配送・梱包トラブル11件4.4%

読み取れることは3つあります。

① 手数料・プロモーション機能への不満が最多(12.7%)。 「手数料もプロモーションもたっかくてイライラする」「プロモーション機能を自動的に有効にする機能やめてほしい」といった投稿があり、販売手数料そのものに加えて、出品を目立たせる有料プロモーション機能が自動で有効化される設計への反発が見られます。出品時にプロモーション機能がオンになっていないか確認することをおすすめします。

② 本人確認・アカウント利用制限も12.3%と僅差で続く。 「本人確認をしようとして2年になるが、アプリ内のカメラのピントが合わず何度も却下される」「取引も何もしていないのに利用をお断りされた」「売上金が180日で失効するのに本人確認ができず出金できない」といった投稿があり、本人確認の手続きでつまずくと、売上金の出金や購入そのものができなくなるケースが報告されています。Tinderのレビューで紹介した「理由不明のアカウント凍結(BAN)」(低評価の14.0%)と同様、プラットフォーム側の判断で突然利用が制限される構造は、マッチングアプリに限らずフリマアプリにも共通する論点だと言えます。

③ AIによる自動削除・サポート対応への不満も6.7%ある。 「商品発送後にAIの誤判定で商品が削除され、補償もされずタダで取られた」「AI任せで理由の説明がない」「カスタマーサポートの返信がAI生成のようでまるで使えない」といった投稿があり、出品の自動審査・問い合わせ対応の両方でAI活用が進む一方、説明不足・対応の遅さへの不満につながっているようです。

なお、直近の★5評価180件のうち9件(5.0%)は、「アプリから新規登録する際に(招待コードを)入力すると、登録完了後に500Pがもらえます」といった自分の招待コードの宣伝を目的とした投稿で、アプリの使用感そのものへの評価ではありませんでした。評価件数や★5の件数を見る際は、こうした招待コード目的の投稿が一定数含まれている可能性を考慮することをおすすめします。

一方、★4-5(218件、43.6%)では「見やすくて欲しいものを探しやすい」「売上金の自動振込設定が便利」といった基本機能への支持や、「持ち物査定」機能で売る前に相場を確認できる点を評価する声もありました。

競合アプリとの比較

iTunes Search API(キーワード「フリマアプリ」、2026年10月5日取得)で取得した主要なフリマ・個人間売買アプリのApp Store評価を比較します。

サービス開発元評価評価件数
メルカリMercari, Inc.(法人)★4.57555万5,479件
Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)Yahoo Japan Corporation(法人)★4.58133万5,029件
楽天ラクマRakuten Group, Inc.(法人)★4.4953万9,904件
ジモティーJIMOTY, INC.(法人)★4.6248万8,799件

評価件数ではメルカリが突出して多く、フリマアプリとしての知名度・利用者基盤の規模がうかがえます。評価スコア自体はYahoo!フリマ・ジモティーもメルカリと同水準かやや高めですが、各社の販売手数料率はApp Store公式ページの説明文からは確認できず、開発元公式サイト(jp.mercari.com・frima.yahoo.co.jp・fril.jp)もネットワーク制限で本記事作成時点ではアクセスできなかったため、本記事では手数料率同士の比較は行っていません。なお、ジモティーは配送を伴わない直接受け渡し(対面取引)を前提とする地域情報サービスで、全国発送が前提のメルカリ・Yahoo!フリマ・楽天ラクマとは取引の仕組みそのものが異なる点にも注意してください。正確な手数料率は、利用前に必ず各サービスの公式サイトまたはアプリ内表示でご確認ください。

無料版はどこまで使えるか

メルカリはアプリ自体が完全無料で、出品・購入・閲覧・メッセージのやり取りといった基本機能に課金は必要ありません。**費用が発生するのは、前述のとおり商品が実際に売れたとき(販売価格の10%の販売手数料)と、売上金を銀行口座へ振り込むとき(200円/回)、購入者がコンビニ払い等を選んだとき(100円)**です。

  • 出品点数に上限はなく、無料のまま何点でも出品・購入ができます
  • 「持ち物査定」「価格なし出品」「オークション出品」などの機能もApp Store説明文によれば追加課金なしで利用できます
  • メルペイスマート払い・メルコイン(暗号資産取引)は希望者のみが使う追加機能で、使わなければ発生しない費用です

「アプリの利用自体は完全無料、販売手数料は売れたときだけ」という、フリマアプリとして標準的な料金設計です。ただし前述のとおり、本人確認が通らないと売上金の出金自体ができなくなるケースが報告されているため、高額な売上金を長期間アプリ内に滞留させず、早めに出金・使用することをおすすめします。

退会方法(手順)

WebSearchで確認した複数の外部記事(2026年時点の情報、一次情報未確認)によれば、メルカリの退会手順はおおむね次のとおりです。

  1. 出品中の商品・未完了の取引がないことを確認する。 出品中の商品や評価待ちの取引が残っていると退会できないとされています
  2. 売上金・メルペイ残高を使い切るか出金する。 売上金やメルペイ残高が残っている状態でも退会できないとされています
  3. アプリの「マイページ」→「お問い合わせ」から「退会手続き」を選択し、注意事項を確認のうえ同意して手続きを進める

前述のとおり本人確認でつまずくと売上金の出金自体ができなくなる報告があるため、退会を考える場合は、本人確認・売上金の状態を早めに確認しておくことをおすすめします。正確な手順は必ずメルカリのアプリ内の案内でご確認ください。

よくある質問

Q. メルカリの手数料はいくら?

A. 出品・購入自体は無料ですが、商品が売れたときに販売価格の10%が販売手数料として差し引かれます(App Store説明文記載)。売上金を銀行口座に振り込む際は200円/回の振込手数料、購入者がコンビニ払い等を選んだ場合は100円の手数料も別途かかります。

Q. メルカリは危険?

A. 違法性が確認された事例は本記事の調査範囲では見当たりませんが、直近レビューには「本人確認が理由なく却下される」「商品がAIの誤判定で削除され補償されなかった」「転売ヤーやマナー違反のユーザーへの対応が不十分」といった報告が複数あります。高額な取引や、相手の評価が極端に少ない取引には特に注意することをおすすめします。

Q. 本人確認で引っかかる・アカウントを制限されるのはなぜ?

A. 直近レビュー500件の低評価のうち12.3%が本人確認・アカウント利用制限に関する不満でした。具体的な審査基準は公開されておらず、過去に違反がなくても利用が制限されたという報告があります。高額な売上金を長期間放置せず、本人確認は早めに済ませておくことをおすすめします。

Q. メルカリの退会方法は?

A. 出品中の商品や売上金・メルペイ残高がない状態で、アプリ内の「マイページ」→「お問い合わせ」→「退会手続き」から手続きします(詳細は前章)。本人確認が完了していないと売上金の出金自体ができず退会できないケースがあるため、注意が必要です。

Q. 評価が★4.57と高いのに、実際の評判は悪いの?

A. App Store全体評価は★4.57と高いですが、直近500件の文章レビューの平均は★2.86で、★1(42.8%)と★5(36.0%)に評価が二極化していました。また★5評価の一部には招待コードの宣伝を目的とした投稿も含まれているため、全体評価の高さだけで判断せず、本人確認・手数料の仕組みを理解したうえで利用することをおすすめします。

あわせて使いたいガジェット

メルカリで継続的に出品するなら、送料・梱包の手間を減らす道具があると便利です。重さで送料区分が変わるため、デジタル式の梱包用はかり(キッチンスケールでも代用可)があると配送方法を選ぶ際に役立ちます。衣類・小物の出品にはOPP袋(透明の梱包袋)、割れ物にはプチプチなどの緩衝材を常備しておくと、発送時の作業がスムーズになります。

ダウンロード

まとめ

メルカリは、2013年のリリースから13年以上運営され、評価555万件超(★4.57)という国内最大級の規模を誇るフリマアプリです。出品・購入自体が無料で、売れたときのみ販売価格の10%の手数料がかかるというシンプルな料金設計に加え、メルペイスマート払いやメルコインといった決済・金融機能も統合しており、生活インフラとして定着しています。一方で、直近500件のレビュー分析からは**★1(42.8%)と★5(36.0%)に評価が二極化しており、低評価の12.3%が本人確認・アカウント利用制限、12.7%が手数料・プロモーション機能への不満だった**ことが確認できました。評価が高いからといって油断せず、本人確認は早めに済ませる、売上金は長期間放置しない、出品時はプロモーション機能が自動で有効になっていないか確認する——これらを理解したうえで利用することをおすすめします。Paidyのようなメルペイスマート払いと似た後払いサービスとの違いや、Yahoo!フリマ・楽天ラクマとの比較も、自分に合ったフリマアプリを選ぶ際の参考にしてください。


本記事の数値データはすべて2026年10月5日にApp Store公開データから取得したものです。開発元公式サイト(jp.mercari.com)およびメルカリのヘルプページにはネットワーク制限のため本記事作成時点でアクセスできなかったため、手数料・退会手順の記述はApp Store公式ページの説明文とWebSearchで確認した外部記事(一次情報未確認)に基づいており、断定を避けた表現を用いています。仕様・手数料は変更される場合があります。正確な情報は必ずメルカリのアプリ内表示または公式サイトでご確認ください。レビューポリシーは運営者情報、広告の取り扱いはPR表記ポリシーをご覧ください。