結論(30秒でわかる)
向いている人
- 六曜(大安・仏滅など)や二十四節気・七十二候といった旧暦文化を、日常的にサッと確認したい人(アプリ内表示に加え、ホーム画面ウィジェットにも対応しています)
- 広告さえ我慢できれば完全無料で使い続けたい人(後述のとおり有料要素は月額120円の広告非表示サブスクのみで、暦機能そのものに課金の壁はありません)
- ウィジェットが一時的に不調でも「アプリを開けば見られればよい」と割り切れる人(後述のとおり、ウィジェットに関する不具合報告が本文付きレビュー10件中4件あります)
向いていない人
- ホーム画面ウィジェットの表示更新を絶対に止めたくない人(後述のとおり、ウィジェットが更新されなくなる・表示されなくなるという趣旨の報告が複数あります)
- 昭和以前の旧暦データを調べたい人(後述のとおり、あるレビュアーが「平成21年以降のデータしかない」と指摘しています)
- 節分など雑節の網羅性を重視する人(後述のとおり、あるレビュアーが「雑節の節分がない」と指摘しています)
旧暦パネルとはどんなアプリか
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | 旧暦パネル |
| 開発元 | 個人開発者 |
| 価格 | 無料(広告非表示サブスクのみ月額120円) |
| App Store評価 | ★4.43(104件) |
| リリース | 2021年12月3日 |
| 最新バージョン | 3.0(2026年4月7日更新) |
| 対応OS / サイズ | iOS 17.0以上 / 約39MB |
| 年齢レーティング | 4+ |
| カテゴリ | ライフスタイル、ユーティリティ |
(以上、App Store公式ページ掲載情報、2026年9月23日取得。開発元の公式サイト「hokuhoku-apps.blogspot.com」は本記事作成時点の環境のネットワーク制限によりアクセスできなかったため、以降の記述もApp Store公式ページ掲載情報とアプリ説明文、レビュー本文の言及に基づきます)
App Store説明文によると、本アプリが表示する暦情報は次の6種類です。
- 旧暦日付: 太陰太陽暦(旧暦)での日付
- 六曜: 大安・仏滅・友引などの吉凶
- 二十四節気: 立春・夏至・秋分など季節の節目
- 七十二候: 二十四節気をさらに約5日ごとに細分化した季節の言葉
- 日干支: その日の十干十二支
- 雑節: 節分・彼岸・土用など、二十四節気に含まれない季節の目安(ただし後述のとおり、レビューでは節分が表示されない旨の指摘があります)
日付は西暦・和暦のどちらでも選択でき、選んだ日の暦情報を確認できます。さらに最大の特徴として、ホーム画面ウィジェット機能が用意されており、アプリを開かなくても当日の暦情報をホーム画面上で確認できる設計です。App Store説明文には暦用語の簡単な解説も収録されているとの記載があり、旧暦や六曜になじみのない人向けの配慮もうかがえます。
課金構造を分解する
App Store公式ページのApp内課金欄・アプリ説明文(2026年9月23日、WebFetchで確認)によると、本アプリの課金要素は次の1点のみです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ダウンロード | 無料 |
| 暦情報の閲覧・日付選択・ウィジェット | すべて無料(機能制限なし) |
| 広告非表示サブスクリプション | 月額120円(自動更新) |
| 広告 | サブスク未加入時に表示されるとみられる(App Store説明文に「広告非表示」という有料オプションが明記されているため) |
アプリ説明文には、解約方法・購入状態の確認方法・機種変更時の復元手順まで具体的に記載されており、課金するのは「広告を見たくない」という一点のみで、暦情報そのものは無課金で全機能が使えるという設計です。月額120円という価格も、他ジャンルのサブスクアプリと比べてかなり低額な部類に入ります。派手な収益化を狙わず、広告表示による収益とごく低額な非表示オプションの併用で運営を続けているとみられる、個人開発アプリらしい堅実な課金構造だといえます。
レビュー10件を分析してわかったこと
App Store公開データ(2026年9月23日取得)によると、本アプリの評価件数(★のみの評価を含む)は104件、平均★4.43です。このうち本文付きで投稿され、RSSで取得できたレビューは10件でした(取得できた10件の平均は★3.00で、全体の★4.43より低めの分布です)。件数が少ないため断定は避けつつ、確認できた範囲の傾向を示します。
取得した10件の★分布は次のとおりです。
| 評価 | 件数 |
|---|---|
| ★1 | 2件 |
| ★2 | 1件 |
| ★3 | 3件 |
| ★4 | 3件 |
| ★5 | 1件 |
不満①:ホーム画面ウィジェットの不具合(10件中4件)。 「ウィジェットが使えない」「ウィジェットが作動する様になりました」(その後「再度機能しなくなりました」と追記)、「アプデ以降ウィジェットが表示されなくなってしまいました」といった報告が複数ありました。なかでも具体的なのは、沖縄在住とみられるレビュアーによる「沖縄では日常的に旧暦を使う行事が多いため、ウィジェットで旧暦が一目でわかるのであればと思いダウンロードしましたが、ウィジェットの日付が2021年12月3日のままで更新されない」という投稿です。2021年12月3日は本アプリのリリース日そのもの(App Store公式ページで確認)であり、ウィジェットが初期状態のまま固まって動いていなかったことがうかがえます。
不満②:データ範囲・網羅性への指摘(10件中2件)。 「平成21年以降のデータしかない」(昭和の旧暦を知りたかったという趣旨)、「旧暦なのに雑節の節分が無いのはなぜ?」という指摘がありました。アプリ説明文は雑節を表示項目として挙げていますが、少なくとも1件のレビューでは節分の表示が確認できなかったとされています。
不満③:表示の見やすさ(10件中1件)。 「アプリもウィジェットも、できれば両方とも、文字を大きくしてほしい」「特にウィジェット上の文字はかなり見づらい」という指摘がありました。
称賛:シンプルさと使いやすさ(★4〜5の投稿)。 「シンプルなのに良くわかる素晴らしいアプリ。ウィジェットが便利です」という声もあり、ウィジェットが正常に動作している状態では評価されている様子がうかがえます。
独自データ:開発者のレビュー返信とみられる痕跡。 取得した10件のうち複数件に「返信ありがとうございます」という追記が本文中に含まれていました。これはレビュアー自身が、App Storeのレビュー返信機能を通じて開発者から個別の返信を受け取ったことに対する追記だとみられます。たとえば七十二候の読み仮名の誤り(「すづかぜいたる」→「すずかぜいたる」)を指摘したレビューには「歴史的仮名遣いに基づいて『づ』を用いて表記される(AIの回答)ということでした」という追記があり、指摘に対して開発者側から何らかの説明が返された経緯がうかがえます。件数は少ないものの、個人開発アプリとしては珍しく、レビューへの応答姿勢が本文から複数件確認できた点は評価できます。
まとめると、**10件の範囲では「ウィジェット機能の不安定さが最大の弱点だが、開発者がレビューに応答しながら改善を続けている」**という像が浮かびます。
競合アプリとの比較
iTunes Search APIで「旧暦」「六曜」関連キーワードを検索して確認できた、記事作成時点(2026年9月23日取得)で評価件数が一定数ある主な関連アプリは次のとおりです。
| アプリ | 評価 | 件数 | 価格 | 運営元 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 旧暦パネル(本アプリ) | ★4.43 | 104件 | 無料(広告非表示のみ月額120円) | 個人開発者 | 旧暦・六曜・二十四節気・七十二候・日干支・雑節をウィジェット表示。2021年リリース |
| 二十四節気や七十二候が表示出来る「こよみ」 | ★4.44 | 648件 | ¥300(買い切り) | iWare Inc.(法人) | 2014年リリース、10年以上運営される老舗。本ジャンルで評価件数が突出して多い |
| こよみ(暦)/六曜・二十四節気・七十二候・干支・節句・月齢 | ★4.39 | 38件 | 無料 | 個人開発者 | 六曜・二十四節気・七十二候に加え干支・節句・月齢まで一括表示 |
| 暦のたより | ★4.27 | 41件 | 無料 | 個人開発者 | 二十四節気と七十二候に絞った暦アプリ |
| ばあちゃんの暦 | ★3.62 | 52件 | 無料 | Astral Engineering Inc. | 六曜・旧暦を親しみやすいUIで表示 |
| 暦の輪 | ★3.46 | 13件 | 無料 | 法人(LLC名義) | 二十四節気・七十二候の暦アプリ。評価件数13件と本ジャンルでも小規模 |
この比較から見える構図は2つあります。
第1に、このジャンルは個人開発者による小規模な無料アプリが乱立する一方、2014年から10年以上運営が続く買い切り¥300の「こよみ」(iWare Inc.、648件)が評価件数で突出しています。 旧暦・六曜表示という機能自体はシンプルなため参入障壁が低く、似た名前・似たコンセプトのアプリが複数存在する状況です。本アプリを含む個人開発勢は評価件数こそ数十〜100件程度にとどまりますが、★評価そのものは4.2〜4.4台と、老舗の「こよみ」(★4.44)と遜色ない水準を保っています。
第2に、本アプリの差別化点は「基本無料+低額な広告非表示サブスク」という価格設計と、ホーム画面ウィジェットへの対応です。 ¥300の買い切りである「こよみ」と違い、旧暦・六曜情報を見るだけなら1円もかからず試せる点は、初めて旧暦文化に触れる読者にとってハードルが低いといえます。ただし前述のとおりウィジェットの不具合報告があるため、「ウィジェットこそが目当て」という場合は、その点を踏まえて検討する必要があります。
無料版はどこまで使えるか
前述のとおり、本アプリの有料要素は「広告非表示」のサブスクリプション(月額120円)のみです。したがって、
- 旧暦日付・六曜・二十四節気・七十二候・日干支・雑節の表示
- 日付選択機能(西暦・和暦どちらでも選択可能)
- ホーム画面ウィジェットの利用
- 暦用語の解説閲覧
以上はすべて、課金せずに無料のまま利用できます。広告を非表示にしたい場合のみ、月額120円のサブスクリプションへの加入が必要になる、という設計です。
解約方法(手順)
App Store公式ページのアプリ説明文(2026年9月23日取得)に、解約手順が明記されています。
- iPhoneの「設定」アプリを開く
- 一番上の「Apple ID、iCloud、メディアと購入」をタップ
- 「サブスクリプション」を選択
- 「旧暦パネル」を選び、「サブスクリプションをキャンセル」をタップ
アプリ説明文には「iPhoneの『設定』アプリ以外からの解除はできません」「当月分のキャンセルについては受け付けておりません」「期間終了日の24時間前までに解除しない場合、契約期間が自動更新されます」という注意点も明記されています。解約後も、それまで表示されていた暦情報の閲覧自体は無料のまま継続して利用できます。
よくある質問(FAQ)
Q. 旧暦パネルは無料ですか?
A. はい。旧暦・六曜・二十四節気・七十二候などの暦情報表示、日付選択、ホーム画面ウィジェットまで、すべて無料で利用できます(2026年9月23日、App Store公式ページで確認)。広告を非表示にしたい場合のみ、月額120円のサブスクリプションが必要です。
Q. ウィジェットが表示されない・更新されないという口コミがあるのは本当ですか?
A. 本文付きレビュー10件のうち4件が、ウィジェットが表示されない・更新が止まる・機能しなくなったという趣旨の内容でした。なかには表示日付がアプリのリリース日(2021年12月3日)のまま固定されたという具体的な報告もあります。一方でウィジェットが正常に動作している状態を評価する声もあり、常に不具合が起きているわけではなさそうですが、ウィジェット目的で導入する場合はこの点を踏まえておくとよいでしょう。
Q. 昭和時代の旧暦も調べられますか?
A. あるレビュアーの指摘(「平成21年以降のデータしかない」)によれば、収録データの範囲は限定的とみられます。公式な対応範囲の明記はApp Store公式ページからは確認できなかったため、昭和以前の旧暦を調べたい場合は、ダウンロード前に対応範囲を開発者に確認することをおすすめします。
Q. 他に似たようなアプリはありますか?
A. iTunes Search APIで確認した範囲では、2014年から10年以上運営される買い切り¥300の「二十四節気や七十二候が表示出来る『こよみ』」(648件)が本ジャンルで最も評価件数が多いアプリです。ほかにも「こよみ(暦)」「暦のたより」「ばあちゃんの暦」など、個人・法人問わず類似コンセプトの無料アプリが複数存在します。買い切りで安定運用の実績を重視するなら前者、無料で気軽に試したいなら本アプリを含む後者群が候補になります。
Q. 開発者に不具合を報告すると対応してもらえますか?
A. 断定はできませんが、取得したレビュー10件の中に「返信ありがとうございます」という追記が複数含まれており、App Storeのレビュー返信機能を通じて開発者から個別の返信を受けている形跡がうかがえます。実際に七十二候の表記に関する指摘には、開発者側からの説明とみられる追記が確認できました。
まとめ
旧暦パネルは、旧暦日付・六曜・二十四節気・七十二候・日干支・雑節という、日本の伝統的な暦情報だけに機能を絞った個人開発アプリです。基本機能はすべて無料で、広告非表示のみ月額120円という良心的な課金設計になっており、2021年のリリースから2026年時点まで開発が継続し、直近ではiOS 26のLiquid Glassにも対応しています。一方で、目玉機能であるはずのホーム画面ウィジェットについては、本文付きレビュー10件のうち4件が不具合を報告しており、なかにはリリース日のまま表示が固定されたという具体的な報告もありました。開発者がレビューに応答している形跡も確認でき、改善が続けられているとみられますが、ウィジェット表示を安定して使いたい場合はこの点を織り込んで検討することをおすすめします。六曜や二十四節気を日常的に参照したい人にとって、無料で試せるコストの低さは魅力です。
本サイトでは他にも、日本の伝統文化を一点特化で扱う個人開発アプリを取り上げています。四十九日・一周忌などの回忌を自動計算する命日ノートのレビュー、8,000種以上の家紋を検索できる家紋 日本No.1のレビューもあわせてどうぞ。
ダウンロード
本記事の数値データはすべて2026年9月23日にApp Store公開データおよびiTunes Search/Lookup APIから取得したものです。App内課金・サブスクリプションに関する記述はApp Store公式ページのアプリ説明文の掲載内容に基づいています。開発元の公式サイト(hokuhoku-apps.blogspot.com)へは調査環境の制約によりアクセスできなかったため、それ以外の記述もすべてApp Store掲載情報とレビュー本文の言及に基づいており、公式に確認できなかった部分は断定を避けた表現を用いています。評価件数104件に対し本文付きレビューは10件のため、レビュー内容にもとづく分析はこの10件の範囲にとどめて記載しています。レビューポリシーは運営者情報、広告の取り扱いはPR表記ポリシーをご覧ください。