結論(30秒でわかる)
向いている人
- これから四国八十八ヶ所のお遍路を始める人で、霊場の基本情報・駐車場情報・周辺の飲食店や立ち寄りスポットをアプリ1つにまとめておきたい人(後述のとおり、霊場情報・お四国マップ・立ち寄りスポットの3機能が1つのアプリに統合されています)
- 広告や課金を気にせず無料で使いたい人(後述のとおり、App Store公式ページにApp内課金の記載はありません)
- 訪問時にその場で記録を残せる人(後述のとおり、不満の中心は「あとから過去の訪問日時を編集できない」点であり、訪問直後にその場で記録する使い方なら影響を受けにくいと考えられます)
向いていない人
- 先に紙の納経帳や自分のメモでお遍路を進めていて、あとからまとめてアプリに記録を移したい人(後述のとおり、訪問日時をあとから入力・編集できないという不満がバージョンをまたいで繰り返し報告されています)
- 歩き遍路でスマートフォンのバッテリー残量に余裕がない人(後述のとおり、バックグラウンド動作時のバッテリー消費が大きいという指摘があります)
- 地図アプリとしての操作性(拡大縮小・現在地表示の速さなど)を重視する人(後述のとおり、地図の表示や現在地ボタンの反応に関する不満が報告されています)
遍路のあかり+プラスとはどんなアプリか
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | 遍路のあかり+プラス |
| 開発元 | 四国電力送配電株式会社(SHIKOKU ELECTRIC POWER TRANSMISSION & DISTRIBUTION COMPANY) |
| 価格 | 無料(App内課金の記載なし。詳細は後述) |
| App Store評価 | ★3.41(32件) |
| カテゴリ | 旅行 |
| リリース | 2024年3月18日 |
| 最新バージョン | 1.5.6(2026年8月17日更新) |
| 対応OS / サイズ | iOS 15.0以上 / 約52MB |
| 年齢レーティング | 4+ |
(以上、iTunes Lookup APIおよびApp Store公式ページ掲載情報、2026年10月1日取得)
App Store説明文によれば、本アプリは四国八十八ヶ所の各霊場について、基本情報・アクセス・駐車場情報に加え、お経の音声再生機能を備えています。地図機能「お四国マップ」では霊場や周辺の飲食店・温泉・宿・トイレの場所を表示でき、離合困難箇所や注意箇所をユーザー自身が投稿することも可能です。訪れた霊場の写真やコメントを残せる「遍路アルバム」、霊場に近づくとジオフェンス(位置情報による特定エリアの出入り検知)でプッシュ通知を送る機能もあります。四国電力送配電という送配電事業者が開発元である点は一見意外ですが、四国を拠点とするインフラ企業が、地域の観光・文化資源であるお遍路を支援する取り組みの一環と位置づけられます。
四国八十八ヶ所を歩いて巡る「お遍路」は、年単位で数週間〜数か月をかける人もいる長丁場の行程です。このアプリは観光情報アプリというより、遍路の最中に霊場・周辺情報を都度確認し、訪問記録を残していくための道中の相棒として設計されています。
課金構造を分解する
App Store公式ページの「App内課金」欄をWebFetchで確認しましたが(取得日2026年10月1日)、購入可能な商品の記載は見当たりませんでした。data/6475023144.jsonに保存したiTunes Lookup APIの取得結果でも同様に課金情報は確認できず、価格表示も「無料」のみです。App Store説明文にも「本アプリの利用料は無料です。ただし、ダウンロードや利用時の通信料は利用者のご負担となります」と明記されており、霊場情報・お四国マップ・遍路アルバム・立ち寄りスポット・プッシュ通知のすべての機能が、無料の範囲に含まれると考えられます。なお、アプリの公式サイト(henro-no-akari.com)はネットワーク制限によりWebFetchで到達できなかったため、本記事の課金情報はApp Store公式ページ掲載情報のみを典拠としています。
四国電力送配電は送配電事業そのもので収益を得ているインフラ企業であり、本アプリ単体での収益化を必要としない立て付けだと考えられます。前述の「停電情報お知らせサービス」など、電力会社が公開する公式アプリが軒並み無料で提供されている傾向とも一致します。
レビュー10件を分析してわかったこと
App Store公開データ(2026年10月1日取得)によると、本アプリの評価件数は32件、平均★3.41です。このうち本文付きで投稿され、App StoreのレビューRSSで取得できたレビューは10件でした(取得できた10件の平均は★2.80、内訳は★1が2件・★2が2件・★3が3件・★4が2件・★5が1件)。件数が少ないため断定は避けつつ、確認できた10件の範囲で見えた傾向を記載します。
独自データ:「訪問日時をあとから編集できない」という不満が、確認できる範囲でバージョン1.2.1から1.5.6まで繰り返し報告されている。 取得できた10件のうち5件がこの趣旨の指摘でした。「以前は間違えて訪問済みにしたら、訪問前にはできないけど後から日付は変えられた」「プラスになったら日付編集出来ない」(v1.2.1)、「お遍路中はなかなか出来ないので、帰ってから整理しようと思っていたら、前は出来ていた日時設定が出来なくなってしまっている」(v1.2.1)、「DL後の日時、しかも当日しか記録ができません」(v1.2.7)、「このアプリを知ったのは30番をまわった時で、それ以前の記録も残したいのですが訪問日時が変更できず」(v1.5.1)、そして最新の「2巡目の高野山の訪問、アルバムの登録ができない……今日、訪問チェックができないと訪問日が……残念」(v1.5.6)まで、バージョンを跨いで同種の指摘が続いています。お遍路は訪問順や日程を自分のペースで進める人も多く、「後からまとめて記録したい」というニーズとアプリの仕様がかみ合っていない状態が、2年近く解消されていないことがうかがえます。
独自データ:バックグラウンド動作時のバッテリー消費に関する指摘がある。 「お遍路道を通る道標になる為とても助かります」と機能自体は評価しつつ、「バックグラウンドで動作させているとバッテリーの減りが異常なほど大きい」「お遍路中にバッテリーが無くなりやすく追加のバッテリーを常備しないと使い物にならない」(v1.5.1)という指摘がありました。ジオフェンス通知機能は位置情報を継続的に取得する仕組みであるため、長時間の歩き遍路でアプリを起動したままにする使い方とは相性に注意が必要だと考えられます。
独自データ:地図の操作性に関する不満もある。 「別アプリから切り替えるとまた表示し直しになり、現在地ボタン押しても無反応」「なぜ+−の地図ボタンがないのか」(v1.2.10)という、地図を主目的に導入したユーザーからの具体的な不満が確認できました。
一方で、好意的な評価も一定数あります。「やっぱり地元企業のアプリが一番!」(v1.2.7)、「可愛いマスコットキャラクターになりましたね!」(v1.2.1)など、四国電力送配電という地元インフラ企業が運営している点への信頼や、キャラクターデザインへの好意的な言及もありました。
競合アプリとの比較
iTunes Search APIで「お遍路」を検索したところ(2026年10月1日取得)、目的の異なる複数のお遍路関連アプリが確認できました。
| アプリ | 運営元 | 評価 | 件数 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 遍路のあかり+プラス(本アプリ) | 四国電力送配電株式会社 | ★3.41 | 32件 | 無料 |
| お遍路ウォーキング | 個人開発者 | ★4.03 | 1,564件 | 無料 |
| Henro Helper | 個人開発者 | ★4.44 | 9件 | 無料 |
| 巡礼Go Lite | 個人開発者 | ★4.25 | 4件 | 無料 |
| 同行二人 | 個人開発者 | ★3.29 | 7件 | 無料 |
最も評価件数が多い「お遍路ウォーキング」は、歩数計機能を軸にした散歩促進アプリであり、霊場情報・地図・立ち寄りスポットを一体化した「遍路のあかり+プラス」とは目的がやや異なります(評価件数は参考値として併記しますが、機能の重なりは限定的です)。「Henro Helper」は英語名のとおり外国人遍路者向けに作られたアプリとみられ、「巡礼Go Lite」「同行二人」は評価件数が10件未満と少なく、参考程度にとどめます。四国八十八ヶ所という同じ対象を扱うアプリの中でも、歩数計特化・外国人向け・地元電力会社による公式情報提供型など、アプローチの異なるアプリが併存している状況です。
全機能が無料の範囲に含まれる
前述のとおり、本アプリにはApp内課金の記載がなく、無料版・有料版という区別自体が存在しません。App Store説明文から確認できる範囲では、霊場情報、お四国マップ、遍路アルバム、立ち寄りスポット、ジオフェンスによるプッシュ通知まで、記載されているすべての機能が課金なしで利用できると考えられます。課金による制限がない代わりに、前述のとおりレビューでは「訪問日時をあとから編集できるかどうか」「バッテリー消費」「地図の操作性」といった、機能の有無ではなく使い勝手に関する指摘が中心でした。
利用をやめる方法・注意点
本アプリはサブスクリプションや買い切り課金の記載がないため、一般的なアプリのような「解約」の手続きは発生しません。利用をやめたい場合は、ホーム画面からアプリを削除するだけで完了します。
一方で、お遍路は長期間にわたる行程であり、途中で記録が消えると取り返しがつきません。前述のとおり訪問日時をあとから編集できないという指摘が複数あることもふまえ、アルバム機能に撮影した写真やコメントは、こまめに別の手段(写真アプリや別のメモ)にもバックアップしておくことをおすすめします。また、ジオフェンス通知・地図の継続利用によるバッテリー消費を考えると、長時間の歩き遍路に出る際はモバイルバッテリーを携行しておくと安心です。
よくある質問
Q. 遍路のあかり+プラスは無料で使えますか?
A. はい。App Store公式ページを確認した範囲(2026年10月1日取得)ではApp内課金の記載がなく、完全に無料で利用できます。
Q. 過去に訪れた霊場の訪問日を、あとから入力・修正できますか?
A. 本文付きレビュー10件のうち5件が、訪問日時をあとから編集できないという趣旨の指摘でした。確認できる範囲ではバージョン1.2.1(2024年ごろ)から最新の1.5.6(2026年8月)まで同種の報告が続いており、記事執筆時点(2026年10月1日)で解消されたことを示すレビューは、取得できた10件の中では見つかりませんでした。過去の記録をまとめて入力したい場合は、訪問時にその場で記録する運用のほうが安全です。
Q. 誰が開発・運営しているアプリですか?
A. 四国電力送配電株式会社(送配電インフラ企業)です。送配電事業の収益とは別に、四国の地域資源であるお遍路を支援する取り組みとして無料で提供されていると考えられます。
Q. 他にお遍路関連のアプリはありますか?
A. あります。iTunes Search APIで確認した範囲(2026年10月1日取得)では、歩数計機能を軸にした「お遍路ウォーキング」(評価1,564件)、外国人遍路者向けとみられる「Henro Helper」(9件)など、目的の異なる複数のアプリが公開されています。
あわせて使いたいガジェット
レビューで指摘されていたとおり、ジオフェンス通知・地図表示を使い続けるとバッテリー消費が大きくなるため、長時間の歩き遍路に持ち出す場合はモバイルバッテリーを携行しておくと安心です。また、地図の表示や現在地ボタンの反応に関する不満も報告されているため、アプリの地図だけに頼らず、紙のお遍路地図や道しるべ本を予備として持っておくと、電波状況やバッテリー切れの際にも迷わず進めます。
まとめ
「遍路のあかり+プラス」は、四国電力送配電株式会社が提供する、四国八十八ヶ所のお遍路専用の無料サポートアプリです。霊場情報・地図・訪問記録アルバム・立ち寄りスポット・ジオフェンス通知とひととおりの機能がApp内課金なしで使えますが、本文付きレビュー10件のうち半数が「訪問日時をあとから編集できない」という不満で、この指摘は確認できる範囲でバージョン1.2.1から最新の1.5.6までおよそ2年近く繰り返し報告されています。バッテリー消費や地図の操作性についても指摘がある一方、「地元企業のアプリが一番」という信頼の声もありました。訪問のたびにその場で記録を残す使い方であれば、四国を拠点とする送配電インフラ企業が運営する公式色の強いアプリとして安心して使えますが、あとからまとめて記録を整理したい人には現時点では不向きです。
本サイトでは他にも、訪問先の記録・スタンプ管理に特化したアプリとして、日本100名城・続日本100名城の訪問チェックに絞った日本の名城訪問記録のレビューや、参拝した寺社ごとに御朱印を管理できる御朱印ノートのレビューもあわせてどうぞ。
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本記事の数値データはすべて2026年10月1日にApp Store公開データおよびiTunes Search/Lookup APIから取得したものです。課金情報はApp Store公式ページ(WebFetchで確認)にもとづいています。公式サイト(henro-no-akari.com)はネットワーク制限により到達できなかったため、課金情報の典拠からは除外しています。評価件数32件に対し本文付きレビューはApp StoreのレビューRSSで取得できる範囲では10件だったため、レビュー内容にもとづく分析はこの10件の範囲にとどめて記載しています。レビューポリシーは運営者情報、広告の取り扱いはPR表記ポリシーをご覧ください。